追記 (2021.07.14)
Obsidian に移行しました。 追記ここまで。
Dropbox Paper と Google Keep を併用してメモとかを取っていた. 長期的な記録とか人に見せうるもの,長めの文章は Dropbox Paper に, 一時的なメモとかリマインダ的なものは Keep に, と使い分けていた.
Dropbox Paper すごく好きだったんだけど,
というのが使いにくく感じてしまった. 基本的にグループで使うものだと思うので,僕は使わない機能がいっぱいあるなぁという感じもした.
Keep は Keep で好きだし,使い分ければそんなに嫌なこともなかったので続投したい. その上で,長期的に残しておきたいメモやノートを書くサービスを探してみた.
ほしい要件
- markdown で書ける
- 端末間同期
- 画像を D&D で貼れる & 保存できる
- グループ分け.ディレクトリを切るくらいの機能で十分
- Archive
- 検索
- ブラウザ以外のアプリケーションとして閲覧できる
- 別に Electron でもなんでも良いけど,ブラウザとは独立したアプリケーションとして動いて欲しい
- mobile app
- 細かい一時的なメモを取るのは keep.google.com でやる
- ToDo もいらない
比較
Dropbox Paper
Pros
- サービスの大きさ・信頼性
- markdown + WYSIWYG なエディタであること
- 人にパッと見せられるくらいキレイにメモがとれる
- presentation mode(個人で使ってたらあんまりいらないかも)
Cons
Google Keep
Pros
- さくさく
- シンプル
- リマインダとの連携とか
Cons
- 長期的に残しておきたいドキュメントとかノートを書くためのものではない
- markdown で書けない
evernote
お金は払う前提で考える
Pros
- 圧倒的コミュニティ.連携の広さとか tips が転がりまくっている.
- web clip とかちょっとした pdf や画像をポンポンぶち込んでおける
- 短いメモみたいなものも躊躇なくいれておけそう
Cons
- markdown が使えない問題がでかい
- 長めの文章を書く感じじゃなさそう
- 機能が多すぎてごちゃつきそうというイメージもある
Boostnote
OSS になっているエディタで,dropbox みたいな外部クラウドストレージを使って同期をはかるやつ.
Pros
- UI
- 要件はほぼ満たしている
- 外部ストレージを使っているので,サービス停止のリスクは外部ストレージに依存する
- dropbox / google drive / one drive とか代替も結構あるのでサービス停止を気にする必要がなさそう
Cons
- Dropbox などのストレージを圧迫する
- Boostnote 独自のフォーマット(フォーマットとしては cson だけど)で保存されるので,別に外部ストレージにそのまま md が吐かれるとかではない
- markdown として export はできる
Inkdrop
Pros
Cons
- 個人開発なのでサービス停止がこわい
- とはいえ markdown なので移行は容易い
結論
要件を満たしているといえるのは Inkdrop と Boostnote くらいだろうか. Boostnote よりも Inkdrop のほうが first impression では好みだった. とりあえず 60 日 free なので Inkdrop を使ってみる. 今この文章も Inkdrop 上で書いている.普通に markdown を書けばいいのでまあ書くのは楽.